ご身内だけのお葬式の『その後』について
爛漫に咲き誇った桜の季節も過ぎ、日中は気温が上がり過ごしやすくなってまいりました。
さて、本日はご身内だけのお葬式の『その後』についてお話ししたいと思います。(以下事例は玖珂・周東地区)
ご身内だけのお葬式後は、故人様やご家族の世間でのお付き合いが多いほど、毎日のように弔問客がご自宅を訪れます。お葬式が済んで、市役所や年金事務所など様々な場所へ手続きに行かなければならない中、弔問対応に追われ、家を開けられない状態が発生します。そして四十九日法要や香典返しなどの準備も進めていく訳ですので、慌ただしいのが眼に浮かぶと思います。
逆に故人様やご家族の世間でのお付き合いが少ない場合は、ご身内だけのお葬式後は前述のような事例が発生しにくいと思います。
ただお付き合いが多い少ないに関わらず、生前お世話になっていたご近所の皆様や親しくしてもらっていた人には、訃報連絡を事前に入れておくべきだと思います。
ご身内だけのお葬式にはなりませんが、訃報を周知することできちんと社会的なけじめがつきますし、何よりお通夜・お葬式に参列いただけるのでお葬式後の自宅弔問客が少なくなり、手続き事などの身動きがとりやすくなります。
お葬式は経験しないと分からないことが多いので、以上のようなケースを経験された方からのご意見も事前にお伝えできればと思い、ここに記しました。ご参考までに。